■著者紹介
浦上昌則(うらかみ まさのり)
1991 年 神戸大学教育学部 卒業
1994 年 神戸大学大学院教育学研究科修士課程 修了
1997 年 名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程 単位取得退学
1997 年 南山大学文学部 講師
現 在 南山大学人文学部 教授 博士(教育心理学)
著書:『“学生”になる! -進学が決まった時に読む本-』(北大路書房,2006)
『心理学 -Introduction to Psychology- 第2版』(ナカニシヤ出版,2008 共編著)
脇田貴文(わきた たかふみ)
2001 年 南山大学文学部教育学科 卒業
2003 年 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士前期課程 修了
2006 年 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程 単位取得退学
2007 年 京都大学大学院医学研究科 産官学連携研究員
現 在 関西大学社会学部 教授
著書:『心理学基礎演習vol.2 質問紙調査の手順』(ナカニシヤ出版, 2007, 分担執筆 第7章,第11章)
『項目応答理論と特異項目機能 福原俊一(監訳) QOL 評価学-測定・解析・解釈のすべて-』 (Fayers & Machin 2000 Quality of Life: Assessment, Analysis and Interpret John Wiley & Sons Ltd.)(中山書店, 2005, 分担翻訳 第6章)
■内容紹介
◎数字や統計記号も恐れることなく,論文を読み解くポイントが見えてくる
本書は,初心者が「調査系論文が読めるようになる」ための本であるが, 平均・標準偏差,因子分析など,「これを知れば,論文が読めるようになる」 という内容を精選し,直線的に組みたてた。 論文を読むには,研究者がどういう意図で文章を書き,統計を使ったかを 読みとる力が要る。そのため,より必要な統計手法を意味に重点をおいて説明し, 論文に省略された部分も補って,書き手の視点から論文を読む道筋を解説する。 これは,自分の研究で論文を書くときにも,きっと役にたつ。